■スタッフより

『ターナー無臭柿渋は木部への塗装で古来から親しまれている味わいのある日本の茶色です。柿渋は、柿タンニンの力で防水・防腐・防虫効果があります。ナチュラルな素材で、薄めて使うことで重ね塗りの色を楽しめます。』

水性で無臭タイプなので経済的なのにメンテナンスも簡単です。
艶感があまり無いので木の素地を活かした保護材としてご利用頂けます。

■ターナー無臭柿渋の特長

柿渋は平安末期から続く伝統的な天然塗料です。
近年、天然素材の安全性が見直されて、柿渋染めの染料や建築材の塗料として再び注目を集めています。
無臭柿渋は柿渋の大きな欠点とである独特の強い臭いを現代の技術で解消し、使いやすくしました。

■ターナー無臭柿渋のポイント

有害な化学物質を含まない100％天然素材なのに無臭の柿渋です。

柿渋は青い未熟な柿を潰して圧縮してできた汁を発酵させた100％天然素材で、有害な化学物質は一切含まれておりません。
平安末期から桶・樽・団扇など、さまざまなものに使用され、近年、天然素材の安全性が見直されて、柿渋染めの染料や建築材の塗料として再び注目を集めています。
柿渋の唯一の欠点である臭いを解消しました。
柿渋の大きな欠点として、独特の強い臭いがあります。この臭いを解消するために成分の分子量の大きさに着目。分子量の大きいタンニンはそのまま残し、分子量が小さく臭いの元となるタンニン以外の成分を分離して取り除きました。
この先進技術により全く臭わない無臭柿渋が誕生しました。

■ターナー無臭柿渋の用途

布、木材、和紙
※塗れないもの：金属、石、タイル等吸い込みのないもの


■ターナー無臭柿渋のカラー

柿渋色

■ターナー無臭柿渋の容量

500ｍｌ（約5平米/原液1回塗りの場合）
1Ｌ（約10平米/原液1回塗りの場合）
2L（約20平米/原液1回塗りの場合）
20L（約200平米/原液1回塗りの場合）

■ターナー無臭柿渋の塗装面積

10平米/1L　※原液で1回塗りの場合

■ターナー無臭柿渋の注意事項

※塗装後2～3日後に色が最も濃くなります。
また、木材の種類によっても色の出方が違いますので、あらかじめ端材などでテストの上行いください。
使用後の刷毛はよく水洗いしてください。

■ターナー無臭柿渋の特性と注意事項

柿渋は塗ってすぐは薄い色ですが、酸化することにより、徐々に茶褐色に発色し、更に紫外線や温度によって、発色が促進されます。
日光の当たった場所が濃く染まり、当たらない場所は当たった場所より薄くなります。光の当たり具合でムラになることがありますので乾燥には注意してください。
古くなったり低温（10度以下）の場所に保管したりすると固まって使用できなくなります。特に小さな容器に移し替えると固まるのが早くなります。
冬季には特にご注意ください。
固まりがクリーム状からジャム程度で柔らかい場合は、煮沸することで元に戻ります。ゼリー状になったものは元に戻らず使えません。