■フロアーオイルフィニッシュツヤケシの特長
① 多孔質素材への浸透型処理剤で、被膜を作らず木材の木理を強調するとともに、しっとりと落ち着いた
自然な風合いを生かした仕上がり感を出すことができる。
② 塗膜は撥水性を付与するとともに、水蒸気透過性があり木材の持つ調室機能を妨げることがなく結露防
止にも有効です。
③ 仕上がり塗面は、静電気帯電性が少なく、結露とともにカビ、ダニ発生の温床となるハウスダストの集
積を抑え、アレルギーの一要因とされるこれらの室内環境汚染を低減化に付与します。
④ 多くの塗料で問題となる発泡や密着不良による剥離の問題がなく、塗装が極めて容易である。また、メ
ンテナンス時における補修も極めて容易である
⑤ 学校環境衛生基準適合
■フロアーオイルフィニッシュツヤケシの用途
屋内木部、吸い込み素材に対する吸い込み止め、撥水性付与、手垢防止を付与する植物油系表面処理材で
す。尚、水のかかる頻度が高い場所への使用は白シミを生じますので十分にご留意下さい。
■フロアーオイルフィニッシュツヤケシの塗装方法
①木材素地を強化する効果を出すために、フロアーオイルフィニッシュ ツヤケシを薄く均質に塗布浸透させます。この際、一度に多量のオイルワックスを塗布することは乾燥不良や導管からのオイルの吹き出しによる仕上り不良の原因となりますのでご注意下さい。フロアーオイルフィニッシュ ツヤケシは素材の吸収性に応じて1~2回塗装して下さい。
②塗装に際して、光沢ムラのない自然な仕上り感を出すために木材表面に浸透せず表面に残ったフロアーオイルフィニッシュ ツヤケシはその都度乾いたウエス等で十分拭き取って下さい。
③2回塗り仕上げをする場合は、フロアーオイルフィニッシュ ツヤケシ塗装後最低オーバーナイト乾燥させてから行って下さい。
■フロアーオイルフィニッシュツヤケシの色
透明(亜麻仁油/ミツロウの茶系透明)
無垢材は特にやや濡れ色になります。
※白木は亜麻仁油/ミツロウの素材色が多少なりと付きます。艶消しの場合はやや白目になりますので白木に向きます。
■フロアーオイルフィニッシュツヤケシの荷姿
1L 4L 16L
■フロアーオイルフィニッシュツヤケシの希釈
エコうすめ液で0~30%
※うすめる場合は最低でもフロアーオイルフィニッシュツヤケシが15g~20g塗布されるようにしていただきますと機能を発揮いたします。
※厚塗りはお避けください。
■フロアーオイルフィニッシュツヤケシの塗装のポイント
浸透して効果を発揮いたしますので、塗布量をお守りいただき、浸透しなかった部分はウエス等で拭い取ってください。
■フロアーオイルフィニッシュツヤケシの注意事項
①塗料の浸み込んだ布、スポンジなどは多量に重ね置きしておくと発熱により自然発火する恐れがあるので広げて乾
燥させるか、水の張った金属容器に漬けて保管し早めに焼却等処分をして下さい。
②塗っている最中及び塗った後は換気に注意し、風通しの良い場所でよく乾燥させて下さい。(油性系塗料は乾燥過程
で微量のホルムアルデヒドが発生する性状があります)
③床など広い面積に塗る場合は、よく乾くまで、換気に十分注意下さい。
④素材にタンニン成分が多量に含まれる場合には塗装数日後に変色を生じることがあります。予め試し塗りをして確認
のうえご使用下さい。
⑤乾燥した涼しい火気のないところに容器を密閉して保管して下さい。幼児の手の届かない所に保管し、子供が誤飲、
誤食をしないようご注意下さい。
⑥塗装作業は 10℃以上の気温を保って下さい。低温時や高湿度条件では塗料の性質上乾燥性が著しく悪くなります。
⑦金属粉などが表面に付着していると、塗膜が黒く変色しシミになることがあります。研磨時にはスチールウールを使
用することは避けて下さい。
⑧余った塗料は廃棄しないで別容器に密閉保管し、補修用の場合などに使用して下さい。
⑨可燃性ですので火気のある場所での使用、保管は絶対に避けて下さい。
電子カタログ (PDF)
※下記URLクリックで、メーカー公式のカタログページへリンクします
カタログ http://www.gen2.co.jp/pc_pdf/c/ig19.pdf仕様書 http://www.gen2.co.jp/pc_pdf/sy/sy_ig19.pdf
- 防汚
- 撥水
- 浸透型
- 建材
- フローリング(床)
- テーブル
- おもちゃ